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​遺言書作成指導士

遺言書作成指導士は、遺言書起案・作成相談のプロフェッショナルです。

 遺言書作成指導士は、遺言者の意図を正確に汲み取り、確実に実行されるよう遺言書を作成するお手伝いをします。

遺言書作成指導士に相談できる事項

 

・遺言書作成相談

・成年後見契約書作成相談

​・民事信託設定相談

・死後事務委任契約書作成相談

​・エンディングノート作成相談

​・祭祀承継相談

【遺言書作成指導士とは】

 遺言書作成指導士は、主に有資格者向けの資格です。スムーズに相続が行われるよう遺言書を作成するためには、相続開始時の相続人関係や財産状況を勘案しなければならず、時には納税対策等を行うための高度な知識と技能を必要とします。

 近年、相続法分野は、大幅な法改正が行われ、配偶者居住権の新設や法務局による自筆証書遺言の保管制度等が新設されました。新たな制度が設けられたことで、遺言書作成に対する対応は、より複雑かつ高度な技能が求められることとなります。また、法定相続分に基づく遺留分を侵害する内容の遺言状であっても、改正民放下においては、法定相続人は、他の相続人や遺贈・贈与を受けた者に対して、その侵害額に相当する金銭の請求をすることができるとされており(遺留分侵害額請求権)、金銭補償による解決を原則とすることとなりました。このため、遺留分を侵害する内容の遺言書であっても被侵害者に対して正当な補償ができる場合は、スムーズに実現することが可能な遺言書であるということができ、また、遺言執行者の権限も拡大したことから、従来に較べて遺言書作成の自由度、バリエーションが拡大したものといえます。

 遺言によってできることは、相続分の指定、遺贈、認知、執行者の指定等、民法に定められていることに限定されています。その他のことは、任意成年後見や信託、死後事務委任契約、財産管理契約等で定めなければならず、遺言書作成に付随する必要知識は膨大なものになります。

 遺言書作成指導士は、法定相続人の事前調査、相続財産の把握、納税対策能力、ご遺言者の意向を把握した上での遺言書の起案能力やそれに付随する契約等に関する知識、遺言執行者としての資質等遺言実現能力等を証明する資格です。

 

【登録料】

年間登録料12,000円、年度途中からは月額1,000円相当の金額で登録いただけます。

 

【主な認定対象者】

弁護士、税理士、行政書士等の資格登録者として概ね5年以上活動し、遺言書作成、遺言執行者等の経験が豊富な者、その他、当協会が遺言書作成指導士として活動することがふさわしいと認めた者。

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